春近発電所を大規模改修

9月13日(火)に、伊那市東春近にある県企業局が管理している「春近発電所」の大規模改修の起工式が行われ、地元県議として出席しました。

「春近発電所」は、三峰川総合開発事業の一環として昭和33年に建設されましたが、老朽化したため今回大規模改修を行い、発電出力も大幅に増強して3万世帯が使用できる電力を供給します。

この発電所は、三峰川高遠ダムから10.6㎞のトンネルを通して水を引き、150mの落差を利用して発電します。

大改修に併せて小水力発電施設も建設し、災害時には地元への非常用電源として利用することができます。

また、地域に開かれた施設とするため、水力発電について学ぶ展示施設も合わせて建設します。

改修後の施設は、令和7年4月に発電を開始します。