上伊那広域連合のごみ焼却施設建設工事進む

3月25日(日)は春らしい暖かい天気になりましたので、三峰川堤防(ジョギングロード)をウォーキングしました。

富県桜井地籍では、堤防の隣接地に上伊那広域連合の新しいごみ中間処理施設(焼却施設)の建設工事が進められており、施設の全体像が見えて来ました(写真。遠方には中央アルプス。)。

本体施設は9月には完成する予定で、完成後には試運転が行われ、来年4月からは稼働開始となります。

この施設は上伊那にある老朽化した3つの施設を統合して、新しい施設を伊那市富県地籍に建設するものです。

工事は平成28年2月から進められており、事業費は159億円(うち工事費94億円、15年間の運営費65億円)、神鋼・ヤマウラ共同企業体(神戸市)が施工しています。

平成16年に伊那市内に用地を確保することになり、私は広域連合の助役として、また伊那市の副市長として建設候補地の選定から建設合意に向けた地元折衝などに、長く従事させていただきました。

用地の選定にあたっては、伊那市に用地選定委員会を設置し、延べ35回の協議を経て、候補地を決定しました。私は全ての委員会に出席し、委員から出された意見に対する答弁などを行いました。

用地選定の検討から施設が稼働するまで、実に15年という長い期間を要したわけで,完成間近の施設を見ると感慨深いものがあります。