上伊那農協出資会社が小規模斎場を建設

8月21日(月)に、㈱グレース(本社伊那市東春近)の斎場「虹のホール」(写真)に隣接して建設された小規模斎場「花桃」の竣工式が現地で行われ、地元県会議員として出席しました。

㈱グレースは、上伊那農協が出資し葬祭事業を中心に事業展開している会社です。

主な事業は、葬祭関係以外ではレンタル衣装・呉服販売・美容室・宴会・食堂事業・ファミリーマートの運営・「伊那市農業公園」内施設の運営などで、幅広い分野に及んでいます。

現在上伊那地域内に、葬祭場8か所、小規模斎場2か所、宴会場3か所、ファミリーマート10店舗などの施設を運営しています。

近年核家族化が進み、葬儀に対する住民ニーズが多様化している中で、小規模家族葬や通夜を行える施設の設置を求める声が高まっています。

そうした中で、今回㈱グレースが家族葬や通夜を行える施設を建設したことは、地域住民にとっては大変ありがたいことです。

私は40年余り前に父と祖母の葬儀を自宅で行いましたが、急遽家の中を片付けなければならないなど、大変苦労した記憶があります。

㈱グレースには、今後も地域住民のニーズに対応した事業展開を期待します。

竣工式の後には祝賀会が行われましたが、私はあいさつ中で今回の施設の設置に対して感謝の言葉を述べました。

また、「上伊那農協は、総合農協として「ゆりかごから墓場まで」の多様な事業を行っており、地域にはなくてはならない存在となっている。今農協改革が叫ばれているが、今後も組合員や准組合員、更には地域住民に喜ばれる事業を進めて欲しい。」旨を述べました。

私は議員としてまた組合員として、農協の活動が地域の発展につながっていくよう、農協と連携し支援していきます。