議会運営委員会を開催

 

9月1日(金)に議会運営委員会が開催され、委員長として出席しました。

今回の委員会は、先日実施された県会議員・上伊那地区補欠選挙で当選された原健児議員(箕輪町)の議席などについて協議するために開催したものです。

議席(本会議場の席の位置)、所属常任委員会、議員控室の場所、議員会館の個室の場所などについて協議しました。

委員会の開催に先立って各派交渉会が開催され、議会運営委員長として出席しました。交渉会では、原議員の所属常任委員会について協議しました。


有害鳥獣の防護ネット

先日、市内長谷地区の危険個所、農地等の現地調査をしました。

長谷杉島地区の集落内では、有害鳥獣から野菜を守るための防護ネットを見かけました(写真)。

自家用野菜を栽培する畑をネットで完全に覆い、猿、鹿、イノシシなどによる食害を防止しています。設置費用は全額自己負担ですが、しっかりとした骨組みをするなど、巨額な費用がかかっていると思います。

長谷地区は過疎地域に指定されていますが、有害鳥獣の被害がひどく、特に猿による食害に悩まされています。

過疎地区では若者を中心に市外に転出する人が多く、過疎化に拍車をかけています。

地域を守っているのは高齢者が中心で、自分たちの世代のうちは地域に暮らし続けようと頑張っています。

食害がひどくなると、自給自足のための貴重な野菜を得ることができなくなり、暮らし続ける意欲が減退してしまいます。

過疎地域を守るには、有害鳥獣対策は最も重要です。過疎対策として公費による手厚い支援が必要です。


「大清水川」治水砂防促進同盟会の総会

8月30日(水)に、南箕輪村で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。

この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が護岸から越水したり、未整備の護岸は浸食されており、災害には弱い川です。

この川の特徴は、下流になるほど川幅が狭く、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に整備を進めなければなりません。

普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられない大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。

近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の防災対策を早急に進めなければなりません。

要整備箇所などの現地調査を行った後に総会が開催され、同盟会会長の藤城南箕輪村長から事業促進に関する要望書が地元県会議員に渡されました。

私は地元県会議員として、今後も地域の安全安心のために活動していきます。