県議会2月定例会が開会

2月14日(水)に県議会2月定例会が開会し、知事から77議案が提出されました。

議案は、一般会計当初予算案など主なものです。

一般会計予算案は総額が9,991億円余りで、令和5年度より減少しています。これは、5年度予算にコロナ対策の経費が多く計上されていたためです。

一般会計の主な施策として、人口減少への対策を進めるため、8つの「新時代創造プロジェクト」を計上しています。

①女性・若者から選ばれる県づくり

②人口減少下における人材確保

③世界で稼ぎ地域が潤う経済循環実現

④県内移動の利便性向上

⑤個別最適な学びへの転換

⑥ゼロカーボン加速化

⑦デジタル・最先端技術活用推進

⑧輝く農山村地域創造

これら以外に、地震防災対策の抜本強化のための経費も計上しています。

各議案は担当する委員会に付託され、各委員会で審議されます。私は産業観光企業委員会の委員長として、十分な審議を行うよう努めます。

一般質問は2月22日から29までの5日間行われますが、私は26日(月)に質問に立つ予定です。

議会は、3月14日(木)に閉会する予定です。


予算勉強会を開催

2月7日(水)・8日(木)の2日間にわたり、県議会会派の予算勉強会を開催しました。

県議会2月定例会は14日(水)に召集されますが、これを前に議案である令和6年度予算案などについて勉強し、一般質問や委員会の審議に生かすために開催したものです。

16部局の課長から内容の説明を受けましたが、予算案に関する事業数は非常に多いため、全てを一気に理解することは難しいことです。

当初予算案は9,991兆円の規模で、前年度に比べて4%の減少となっています。これは、コロナ対策等が大幅に減少したためです。

これまでの議会一般質問の中で、私が取り上げてきた人口減少対策に関する事業が数多く計上されています。

また、一般質問で何度も取り上げてきた「女性に選ばれる県づくり」に関する事業も計上されています。

令和6年度の予算を見ても、一般質問でしっかり質問したり提案した施策については、予算に反映されることが明らかになったわけで、これからも政策提案を行っていきたいと思います。

私は、22日(木)から29日(木)まで行われる一般質問で質問を行うため、現在準備を進めています。

今回は、ヤングケアラーへの支援と保育の充実の2項目について取り上げます。


戸草ダム建設に関する県知事要望を実施

2月1日(木)に、三峰川総合開発事業促進期成同盟会、天竜川上流治水促進期成同盟会による戸草ダム建設に関する合同要望活動が県庁で行われ、同盟会の顧問として参加しました。

各同盟会長から知事代理の建設部長に対して要望書が渡され、県の見解を聞くとともに、参加者で意見交換を行いました。

要望事項は、

① 天竜川水系河川整備計画に「戸草ダムの建設」が盛り込まれるよう、県から国に要望すること

② ダム建設に当たっては、水力発電施設の併設を検討すること

③ 三峰川上流域の観光資源の活用を検討すること

④ 諏訪地域を含めた流域全体の連携調整を行うこと

です。

 

私は、次のような提言を行いました。

「私は過去2回にわたり議会一般質問を行い、知事からは「河川整備計画に基づき国に要望する」旨答弁があった。昨年12月に天竜川水系河川整備基本方針が変更になり、今後河川整備計画も変更される。2回の一般質問の後大きく状況が変化した。状況変化に対応して、県としてダム建設に向けてしっかり取り組んで欲しい。」