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春近発電所を大規模改修

9月13日(火)に、伊那市東春近にある県企業局が管理している「春近発電所」の大規模改修の起工式が行われ、地元県議として出席しました。

「春近発電所」は、三峰川総合開発事業の一環として昭和33年に建設されましたが、老朽化したため今回大規模改修を行い、発電出力も大幅に増強して3万世帯が使用できる電力を供給します。

この発電所は、三峰川高遠ダムから10.6㎞のトンネルを通して水を引き、150mの落差を利用して発電します。

大改修に併せて小水力発電施設も建設し、災害時には地元への非常用電源として利用することができます。

また、地域に開かれた施設とするため、水力発電について学ぶ展示施設も合わせて建設します。

改修後の施設は、令和7年4月に発電を開始します。


議会勉強会を開催

9月9日(金)に、県庁で県議会自民党県議団の政調会による勉強会が開催され、メンバーとして参加しました。

自民党県議団では、次年度の県の予算や事業に関する提言書を、予算編成作業に併せて知事に提出しています。

今後令和5年度に関する提言書を提出しますが、これを前に昨年度の提言が本年度の予算や事業にどのように反映されているのかチェックするため、勉強会を開催しました。

チェック対象事業は、特に重要なものに絞りました。

各事業について、県議団の提言に対する県の対応状況(予算の増額や制度の充実など)を文書にまとめてもらい、これを基に担当課長から説明を受け、参加者で意見交換を行います。

勉強会における協議結果などを参考にして、令和5年度に向けての提言書を作成します。

毎年度提言対象となる事業もありますが、社会経済状況の変化や県民要望なども考慮しながら、提言の内容を修正しています。

県議会議員が実施する県政報告会における地域の皆さんの意見や要望などは、提言書でも反映していきます。


上伊那教育7団体との懇談会

9月2日(金)に、伊那市内で上伊那教育7団体連絡協議会と上伊那選出県会議員との懇談会が開催され、出席しました。

7団体は、市町村教育委員会・PTA・教育会・小学校長会・中学校長会・校長教頭組合・教職員組合で構成されています。

会では、まず各団体の代表者から義務教育等に関する県への要望について説明があり、その後意見交換を行いました。

主な内容は、高校改革・入試制度、教職員の配置、特別支援教育、児童相談所の設置などです。

懇談の中で、私は次の事項について考え方を述べました。

1 高校改革について

・ 7団体の要望事項とは共感するものがあり、今年2月県議会の一般質問で質問や提案を行った。具体的には、高校再編に係る募集定員については、志望に見合った定員が確保されるのか心配する声があることから、丁寧に分かりやすく地域に説明すべきなど。

2 教職員の配置について

・ 知事は過日の選挙戦で、「日本一の学びの県づくり」を公約に掲げており、義務教育についても指導体制を充実すべきである。また、産・育・療養休暇取得時の代替の非常勤講師の確保が困難であるが、県で「人材バンク」を設置して非常勤講師の候補者を普段から確保、育成することを提案する。