月別アーカイブ: 2022年5月

献血しました

 

5月5日(木・こどもの日)に献血をしました。

当日は、長野県赤十字血液センターの移動採血車がアピタ伊那店に来てくれました(写真)。

コロナの影響で献血に協力する人が減っており、日本赤十字社では必要な血液の確保に苦労しています。

会社や学校などでの集団献血も少なくなっています。

当日は、多くの市民の方々などが献血に協力していました。特に若い世代の女性の方が多く献血していました。

また、子連れのママさんも来ていました。「こどもの日」に子どもを連れて献血するなんて、とても素晴らしいことです。この子ども達は、将来はきっと献血協力者になってくれると思います。

コロナ患者の重症者の減少により、先送りしていた病院での手術件数が増加していることにより必要輸血量も増加していて、献血量を増やす必要があります。

献血ができるのは、400㏄の場合男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳で、年間で男性は3回まで、女性は2回までとなっています。

私は今回が今年2回目になるため、今年の誕生日までにあと1回しか献血ができません。大変残念ですが、高齢になると造血機能が落ちるため、年齢制限を設けているとのことです。

献血は最高のボランティア活動です。是非多くの皆さんの協力をお願いします。

私はの献血事業を一層推進するため、6月県議会定例会で知事に対して一般質問を行う予定です。


フェイクニュースと民主主義

<破壊されたウクライナの町>

5月3日は憲法記念日です。憲法とは何かを改めて考え、憲法の重要性を確認する日です。

マスコミでは特集を組み、憲法の改正議論や日本学術会議会員任命拒否問題などについて取り上げていました。

一方、ロシアによるウクライナ侵攻は依然続いています。プーチンが起こした戦争は、悲惨な状況を作っています。

酷い戦争でありながら、ロシア国民は真実を知りません。プーチン側が発するフェイクニュース(真実ではないニュース)を事実だと信じています。

ヒトラーもスターリンは悪名高い独裁者ですが、プーチンも負けない独裁者です。

日本でも、様々な面でフェイクニュースが問題視されています。憲法に規定される表現の自由はありますが、フェイクニュースは民主主義を破壊します。

2年前に日本学術会議の会員6名を、菅総理大臣が任命を拒否しました。任命拒否は、憲法や法律に違反していると学術会議では主張しています。

その後、「会議はまともな活動をしていない」「会員になると年金がもらえる」「会議は中国の軍事研究に協力している」などのフェイクニュースが流れました。

このニュースは、任命拒否の問題の本質を見えにくくしました。

先の大戦でも、国内ではフェイクニュースが氾濫しました。マスコミもこれに加担しました。知らないうちに戦争に巻き込まれ、多くの命が失われました。

そして、戦後新たな憲法が制定され、戦争の反省を踏まえて不戦を誓ったのです。

憲法制定の経過や内容をよく理解し、どうあるべきか考えることは大変重要です。

憲法記念日に当たり、フェイクニュースは民主主義や平和主義の否定につながるものであると改めて考えました。


上伊那地域行政連絡会を開催

4月27日(水)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の情報共有の場として、上伊那地域行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明があり、その後意見交換を行いました。

本年度は新たな県総合5か年計画の策定年度であり、その概要について説明がありました。県議会としても総合計画策定に関する検討組織を設置しており、計画作りに積極的に関わっています。

意見交換の中では、主に次の事項が取り上げられました。

① コロナ対策について

・ 子どもの感染者が多いが、子供への感染防止をどうするのか。

・ 子どもに対するワクチン接種について、十分な情報提供が無い。

② 南信工科短大の入学者の確保について

・ 国家特区制度を活用して大学への編入学ができるように取り組むことにより、入学生への魅力の発信につなげたい。

・ 編入学する大学は、信州大学と公立東京諏訪理科大学を検討している。

※ 私は、入学者が定員割れしている状況を解決するために、今年2月の議会定例会で一般質問を行いました。

 

私達県会議員は地元の課題解決のためにも、地元の県現地機関との連携が重要であり、こうした会議以外にも日頃から意見交換や情報交換を行っています。