月別アーカイブ: 2016年9月

河川治水砂防事業の推進を県へ要望

28,9,9河川改良県へ要望.9月9日(金)に、伊那市から県建設部長への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

当日は、市河川治水砂防事業促進期成同盟会長(伊那市長)から建設部長に要望書が手渡され、各河川の同盟会の代表者が要望をし、その後意見交換が行われました。

今回の要望は、

①河川を整備し、治水能力の向上を求めるもの

②河川の維持管理の適正化を求めるもの

の2点です。

私は、次のような提言を行いました。

① 天竜川支線の大沢川(富県・東春近を流下)は、順次整備を進めているが危険個所が多い。国道153号「伊駒アルプスロード」がこの河川に近接して開設されるので、道路整備に合わせた抜本的な整備が必要。

② 河川内に土砂が堆積し立木が繁茂しており、流下能力が減少して豪雨災害時には下流域に甚大な被害が出ることから、河川の維持管理のための予算の確保が必要。

いずれも重要な要望事項であり、県会議員危機管理建設委員会の副委員長としても、しっかり取り組んでいきます。


商工会上伊那支部との懇談会に出席

28,9,8上伊那商工会9月8日(木)に、伊那市内で長野県商工会連合会上伊那支部と上伊那地域選出県会議員との懇談会が開催され、出席しました。

この会は、参加者の意見交換により上伊那地域の振興を推進していこうと毎年度開催しています。

参加者からは、アベノミクスは地方ではその効果が出ていない、それどころか各事業者は大変苦しい経営を余儀なくされている、という状況が報告されました。

また、各商工会では会員の確保に苦労している、との意見も出されました。

私は懇談の中で、

1 地方創生のためには、若者の定住が必要。

2 地元出身の学生のUターンを進めるためには、奨学金返還に対する支援制度の創設が有効であり、県議会でも提案している。伊那市では独自の制度を始めたが、他の市町村でも始めたらどうか。

3 建設業が経営に苦労しているが、経営を存続できるような支援策を進めるべき。

などの意見を提案しました(写真)。

私は、リニア中央新幹線の開通が、伊那谷にとっては大きなビジネスチャンスになると考えており、今から産業振興、観光振興、交通網の整備などのリニアの受け皿づくりを進めなければならないと考えています。


伊那市役所職員研修会で講話

28,9,7市職員SUIゼミ9月7日(水)に、伊那市役所で職員研修会が開催され、職員OBとして講話をしました。

この研修会は、定期的に業務終了後に開催しているもので、幹事役がテーマや発表者などを決めて実施しており、自由参加となっています。

今回は、私が市職員のOBであることから実現したもので、県政の課題や県会議員として見た市行政の課題などについて話しました。

職員にとっては、市民の目線で業務を行うことが求められていますが、ややもすると職員の見方や考え方を優先してしまうことがあります。

私は、市民は何を望んでいるのか、市民ならどう考えるかを意識しながら、市行政を進めるよう進言しました。

また、「行政の一番需要なことは市民福祉の向上を実現すること、そして行政でなければできないことを確実に実行することが大切」と述べました。

今後も、機会があれば職員向けの講話をしていきたいと考えます。