11月議会の一般質問は台風被害が中心(1)

県議会11月定例会では4日間にわたり一般質問が行われましたが、台風19号に関する質問を行う議員が多かったため、今回は残念ながら私は質問を行うことができませんでした。そこで、同じ会派(自民党県議団)の議員の主な質疑の内容を、3回に分けてお知らせします。

(写真は10月15日に設置した県議会災害対策連絡本部会議の様子)

 

1 台風19号災害の復旧・復興への決意について

Q 復旧・復興に当たっての県の決意と方針は?

A これまでの慣例にとらわれず、より良い復興に向けて最善・最速の復興に取り組む。

2 堤防の決壊と対策について

Q1 なぜ千曲川などの堤防が決壊したのか?

A1 越水による堤防の洗掘が原因と考えられる。

Q2 今後の対策は?

A2 国と共に最大限の努力をする。 流量を増やすための河川の断面を拡大する工法については、今後検討する。

3 河川の防災対策について

Q1 河川監視カメラが効果的であったが、今後増設する予定はあるか?

A1 県下では今後190基を増設したい。

Q2 河川の流量の確保のために浚渫(しゅんせつー水底の土砂や岩石をさらうこと)が有効であるが、県内河川の今後の浚渫の考え方は?

A2 国土強靭化3か年緊急対策として県内134河川で浚渫を実施するが、今後も予算の確保を国へ要望する。

4 千曲川の国による一元管理について

Q1 県と国の管理箇所がそれぞれ存在するが、全区間を国の管理とすべきではないか?

A1 国による一元管理が望ましく、国に要望していく。

Q2 全区間を国の管理とし、全区間を早期に改修すべきではないか?

A2 県の管理区間の改修は財政的にも困難であり、国による一元管理にして早期に改修することが望ましい。

Q3 千曲川以外で、県と国の管理が混在する県内の河川も、全区間を国の管理とすべきではないか?

A3 天竜川などが混在しているが、一元管理を国に要望する。