6月県議会の委員会で発言(3)

7月3日(月)から5日(水)までの3日間にわたり、県議会6月定例会の常任委員会が開催され、私は文教・企業委員会の委員として出席し、質問や提案をしました。

3回にわたり、主な内容を報告します。

最終回は、企業局関係の発言です。

○ 発電事業について

① 「西天竜発電所」(伊那市)の大規模改修について

・ 事業費10数億円で平成31年度にかけて実施する大きな事業であり、伊那地域の建設事業者にとっては工事に関わることにより、ビジネスチャンスになるとの期待がある。

Q 元請けは無理としても、何らかの形で地元業者が工事の施工に関わることができないか?

A 現在入札要領を検討中であり、具体的なことは明らかにできないが、地元業者は現場を熟知しているため、工事に関与できればよいと考えている。

② 「次世代に引き継ぐ信州のもりづくり支援事業」について

Q 地域貢献事業として実施しているが、具体的な事業内容は?

A 水力発電による利益の地域還元の一環として、平成27年度から32年度にかけて毎年度1千万円の規模で、水力発電を行うダムの上流の森林整備を行っている。森林税を充てる事業以外の奥山の整備を対象としている。

Q 水力発電に使うダムの水の上流部の森林を整備し、森林整備の効果として二酸化炭素を削減するとともに森林から豊かな水を供給し、その水からエネルギーを生み出すというサイクルはすばらしい仕組み。今後も長くこの事業を続けるよう提案する。(伊那市の高遠ダムの上流の森林も、この事業の対象となっている。)