6月県議会の委員会で発言(1)

7月3日(月)から5日(水)までの3日間にわたり、県議会6月定例会の常任委員会が開催され、私は文教・企業委員会の委員として出席し、質問や提案をしました。

3回にわたり、主な内容を報告します。

1回目は、教育委員会関係の発言(1)です。

① 教員の負担軽減について

・ 毎日の労働時間が長く、休日も部活などで休めないなど、学校の教員が多忙で余裕がなく、良い教育ができない。

・ 教員の飲酒運転やわいせつ行為などの非違行為が後を絶たないが、研修や処分などを行っても非違行為が減らないのは、教員のストレスが増えていることも起因しており、負担軽減が不可欠。

・ 最近は、各市町村の「食育・木育・○○育」などの総合的な学習が増加しているため、教員の負担が更に増加している。

Q 教員の負担軽減のため、どのような対策を取るのか?

A 県下の負担軽減の成功事例を参考にしたい。また、部活動指導員や公務支援システムの導入を検討するため、今年度からモデル事業を実施する。

② 平和学習について

Q 長野県では、教育の力を借りて「満蒙開拓青少年義勇軍」として満州に多くの子ども達を送り出し、多くの犠牲者を出した悲惨な歴史があるが、平和学習をどう進めるのか?

A 県内には戦時関係の資料館や教材など、平和学習に使えるものが多くあるので活用する。また、修学旅行先に長崎を組み入れるなど、積極的に平和学習を行う。