6月定例会で一般質問(2)(高齢者介護について)

6月23日(火)に一般質問を行いましたので、主な内容について報告します。

今回は、新型コロナに関する課題として高齢者介護についてです。

・ 新型コロナの感染拡大に伴い、介護の現場では職員の皆さんがスタッフ不足の中、感染の恐怖と闘いながら要介護者の介護に当たっていただいている。

・ 高齢者介護の抱える最大の課題は、人材の確保である。

・ 私は平成29年の6月議会定例会で、「介護人材の確保について」一般質問を行い、知事は「人材の確保に向けた取り組みを進め、予算の確保にも配慮しながら、多くの人材を養成していく。」と答弁している。

Q 今後も発生が想定される感染症に対応するためにも、また入所・通所・訪問の介護現場における慢性的な人材不足を解消するためにも、介護人材の確保を進めなければならないが、今後県として職員の待遇改善など、どのように対応していくのか?

A(知事) 介護人材を確保していくことは重要な課題で、県としても様々な取り組みを行う必要がある。

給与面では、国の加算制度の導入に向けてアドバイザーの派遣を行う。

職場環境では、中高年齢者や子育て中の女性等多様な人材に介護職場で働いてもらう取り組みへの応援や、介護ロボットの導入拡大を進めていく。

介護人材の確保・定着は安心して暮らせる長野県を作る上で大変重要な課題であり、県としてしっかり取り組む。

※ 質問に対して、知事はコロナ対策では高齢者介護の現場への支援を強化する方針を示しました。

また介護人材の確保については、給与水準の向上を含めて施策を充実する姿勢を明らかにしました。