2月議会委員会で質問や提案(2)

3 総合診療医の養成について

・ 将来「かかりつけ医」が制度化されると予想しているが、このためには「総合診療医」を養成していくことが求められる。

・ 私は平成30年9月議会で一般質問を行い、県として総合医を要請すべきことを提案した。

Q1 総合診療医の養成状況は、どのようになっているのか?

A1 県としては平成25年から養成に取り組んでおり、全国レベルに比べると先行している状況。

Q2 県として、養成のためにどのような施策を講じていくのか? 

A2 総合医を目指す医師に対して奨学金を貸与するなどして、養成していく。

 

4 健康寿命について

・ 次期総合5か年計画においては、「全国トップレベルの健康長寿」とし、同計画の資料編によると、健康寿命は男性全国2位、女性は全国1位としている。

・ 一方、県歯科医師会の資料によると、男性は30位、女性は37位である。

Q 施策を推進する上で、統計数値は大変重要であるが、これらの数値の大きな差をどう解釈すればいいのか?

A 健康寿命の捉え方は3パターンあり、統計上確立されたものはない。

再Q 県が把握している統計数値を再度精査し、県民の健康状態を適切に表している数値を発信すべきである。歯科医師会の数値が間違いであれば、歯科医師会に説明すべきである。

※ こうした事情を県民は知らされておらず、最も高い数値を県として採用し、情報発信している状況は理解できません。

 

5 県立こども病院について

・ 2月25日に「病院将来構想座談会」が開催され、私はオンラインで参加した。

Q この中で、患者の保護者からは、家族などと連絡を取るのに、病棟にWi-Fiがないため非常に不便であるとの声が多かったが、検討すべきではないか?

A こども病院は長野県立病院機構が経営しており、県財政とは分離されているため、病院機構が独自に判断することである。

※ この答弁を保護者が聞いたら冷たいと感じるでしょう。私はクラウドファンディングなどを活用して寄付を募り、対応する方法もあると考えます。