身障者福祉協会が総会

4月27日(土)に、「伊那市身体障害者福祉協会」の総会が市福祉まちづくりセンターで開催され、地元県会議員として出席しました(写真)。

協会には現在700人の会員が所属していますが、会員数の減少、高齢化と役員の引き受け手がないことが大きな課題となっています。会員数は、この1年で100人も減少したとのことです。

協会の主要事業の一つに「福祉有償運送」がありますが、運転手の高齢化により事業の継続が困難になり、今年の総会をもって10年間続いた事業が廃止されました。これまで無事故・無違反で事業が継続されたことは、大変素晴らしいことだと思います。

役員人事では、6期12年間務めた竹松会長が退任し、塩原会長が就任しました。竹松さんは様々な課題を抱える中で、「福祉有償運送」の実施や各事業の運営に積極的に取り組まれ、地域福祉の向上に大きく貢献されました。竹松さんは50年もの長きにわたり協会役員を務められたとのことで、本当にご苦労されたと思います。

当日は、副会長の斧研つね子さんとお話する機会がありました。斧研さんは、全国身障者スポーツ大会に出場するほどのスポーツウーマンです。私は斧研さんに「今日はネックレスが素敵ですね」と話しかけると、「手が不自由だから、ネックレスをするのに一苦労だよ。」との返事。私は、そうした苦労が想像できない自分を恥じました。

私は、障がいのある方がその人らしく幸せに生活できる環境整備のために、努力したいと思います。