議会総務委員会を開催

 2月6日(木)に議会総務企画警察委員会が開催され、副委員長として出席しました(写真)。

 当日は2月議会定例会に提出される予定の議案について、担当部局長等から説明がありました。

 議案で最も重要なものは、令和2年度当初予算案です。

 予算案以外では条例案がありますが、最も重要なものは、「公文書等の管理に関する条例案」です。

 予算案は、昨年の台風第19号に関する復旧・復興のための予算492億円を含むため、令和元年度に比べて7%多い9,477億円となりました。

 復旧・復興以外で重点的に取り組むものとしては、災害に強い県土づくり、気候変動対策、地域医療などの命を守る施策、学びの改革や教育環境の整備、困難を抱える子供や若者への支援、時代の変化に即応した産業・地域づくりなどとなっています。

 「公文書管理条例案」は、公文書管理の基準の統一と共有、集中管理の推進、公文書の電子化、職員の意識改革を推進することなどを定めます。

 私はこれまで3回にわたり議会の一般質問で、公文書管理条例の制定を提案してきましたが、今回議会に提案されることになり、ようやく適正な文書管理に向けて一歩前進することになります。

 条例案が議決された後は「公文書審議会」が設置され、文書管理の具体的な基準などを規定する「公文書管理規程」の制定に向けた検討が行われます。

 そして、条例に基づく本格的な文書管理の運用は、令和4年度から開始されることになります。

 2月議会は議案のボリュームが大きく、議会としても平年にも増して慎重に審議しなければなりません。

 私は今議会も一般質問を行い、その後開催される所属の総務企画警察委員会では、委員会所管の議案についてしっかり審議していきます。