議会委員会を開催

3月10日から14日にかけて県議会総務企画警察委員会が開催され、委員長として出席しました(写真は今年度最後の警察委員会で、委員長退任のあいさつ)。

委員会では、委員会が担当する業務に関する議案や陳情について審査を行いました。

当初各常任委員会は4日から11日にかけて開催する予定でしたが、県会議員にコロナの感染者や濃厚接触者が多く出て、当初の予定では開催できなくなったため、日程が大幅に変更になりました。

重要議案が議会に提出されている中で、委員会の審査時間を短縮して行うことは避けなければならず、しっかりと質疑の時間を取って審査を行いました。

私も委員長として、このことについては充分に配慮しながら議論を進めました。

今回の委員会の審議の中で出された意見のうち、重要なものは次のとおりです。

① 議員会館(執務室兼宿泊施設)は老朽化が進んでいることから、会館の必要性を含めてあり方を検討すべきである。

② 警察本部は本庁舎内にあるが、国内では多くの本部が単独の警察庁舎入っている。セキュリティ確保や機動力を確保する上でも、単独の庁舎建設に向けて検討を進めるべきである。

議員会館は個室になっていますが、洗面・トイレ・風呂・食堂は共用であり、部屋の壁が薄いため隣室の音が聞こえるなど、プライバシーの確保に課題があります。

また、執務室を兼ねていますが、机とイスは配置されておらず、机の代わりにコタツの台を使用しています。畳の上に座って仕事をしていますが、腰や膝への負担もあり、執務環境は良くありません。

私は、議員会館へ宿泊する議員は南信地域の議員が多いなど利用する議員が限られていることや、施設が老朽化していること、施設の維持管理費用が相当程度かかることなどを考えると、議会の会期中はホテルに宿泊する方が望ましいと考えます。

つまり、議員会館を廃止して建物を解体撤去し、もっと有効な土地利用を図るべきと考えます。