議会委員会で新型コロナに関して審議

 

4月14日(火)に議会県民文化・健康福祉委員会の初委員会があり、委員長として出席しました。

コロナ感染防止のため、担当職員の出席は最小限とし、職員の席はできるだけ離して配置しました。(委員はスペースの関係で離れて座れませんでした)

委員会では、今年度の主要施策・事業等について担当部課長から説明があり、その後質疑・討論を行いました。

健康福祉委員会では、委員からコロナ対策に関して質問や意見が多数出されました。

質疑の主なものは、次のとおりです。

Q1 感染者の住所地に関する情報は現在保健所単位で行われているが、きめ細かい対応をするためにも、市町村単位にすべきではないか?

A1 感染防止拡大を再優先に現在は原則として保健所単位としているが、プライバシーにも配慮し状況を見る中で判断していく。

Q2 県ではコロナに関して膨大な業務を抱えているが、今後感染が拡大する中で組織としてどう対応していくのか?

A2 不要不急の事業を見直す中で真に必要な事業を実施することとし、組織を挙げて対応していく。

Q3 入院患者の受入体制について、県では4月末までに500人を目途に体制を整えるとしているが、これ以上の患者が発生した場合にはどう対応するのか?

A3 当面は500人体制を目標としているが、これ以上の患者が出た場合には受入れ体制を増強する。

Q4 感染が拡大しているが、県では現在「レベル1」(最高が「レベル4」)を引き上げるべきではないのか?

A4 引き上げについて、現在検討中(この後、県では長野地域と松本地域を「レベル2」に引き上げた。

Q5 PCR検査の体制は十分か?

A5 現在、県環境保全研究所、信大付属病院、長野市保健所の3箇所で最大能力・1日88検体で対応しているが、状況により民間の検査機関に委託する。

Q6 医療現場では、スタッフが心身ともに限界の中で頑張っているが、今後は大丈夫か?

A6 医療従事者を守ることが極めて需要であり、あらゆる手段で支援していく。