議会で一般質問(6)

12月6日(木)に、11月県議会定例会本会議で、知事等に対して一般質問を行いましたので、その概要を6回に分けて報告します。

第6回目は、性被害の防止についてです。

4 性被害の防止について

(1)性教育

・ 性教育の実施に関して市町村や学校間で考えに温度差が大きい。

Q 小中学生や高校生に対する性教育を充実するために、県として具体的にどう取り組むのか?

A(知事)

      助産師会等の関係機関・行政・学校が一体となり、地域において子どもと大人が性について学ぶ機会が広がるよう取り組む。

(2)情報モラル教育

・ 子ども達がインターネットを介して性被害に巻き込まれやすい環境にある。

Q 小中学生や高校生に対する「情報モラル教育」を充実すべきと考えるが、具体的にどのような取組を行っていくのか?

A(教育長)

ネットを契機とする性被害防止のための指導方法等研修会を開催し、県内全ての学校の担当教員に徹底している。「子どもの性被害防止教育キャラバン隊」の小学生プログラムの開発などICT環境の低年齢化に対応した早い段階からの教育を進める。

(3)「長野県子どもを性被害から守るための条例」

Q1 性被害の防止のための「長野県子どもを性被害から守るための条例」が制定されてから2年が経過したが、条例の制定・運用によりどのような効果があったと分析しているのか?

A(知事)

条例制定前は県民運動を中心に取り組んできたが、条例に基づく様々な取り組みを進めることにより、子どもを性被害から守る取り組みは着実に進歩している。