県道の路肩が整備されました

県道沢渡高遠線(伊那市西春近~伊那市高遠町)の東春近地籍で、路肩が崩れて交通に支障をきたしている箇所がありましたが、この度整備されました(写真)。

この個所では、これまで降雨時に道路上の雨水が流れ出て、土型の法面を崩しながら土砂が道路下の農地に流れ込んでいたものです。

農地の所有者からの通報で伊那建設事務所が現地調査を行い、修繕工事を行ったものです。

この個所は、国道153号伊駒アルプスロード(予定ルート)とこの県道の交差点の近くにあります。

ここは道路の幅が狭く、大型車と普通車のすれ違いができないため、大変不都合な場所です。

9年後には伊駒アルプスロードが開通する予定ですので、それまでにはこの県道も拡幅改良を行う必要があります。

伊駒アルプスロードは新規に開設するため、予定ルートの沿線の地域の皆さんにとっては大変関心があります。

道路により地域が分断される、道路が盛土され高くなれば景観上問題がある、現在ある農業用水路が分断される、など様々な心配があります。

これらの地域の心配事や道路開設に関する意見などは、これまで地域や個人から県に出されています。

幹線道路の開設に当たっては、県の都市計画審議会が事業内容を審査することになっていますので、これまで出されている意見などは、この審議会でも議論の対象になります。審議会では、しっかりと議論されることを期待します。

国道153号は順次整備されてきており、伊南バイパス(駒ケ根市以南)が今年度に整備が終われば、未整備の個所は伊駒アルプスロード(宮田村~伊那市美篶)と伊那バイパス(伊那市美篶~伊那市福島)になります。

現在国道153号の朝夕の交通渋滞は激しいものがあるため、早急に改善する必要があります。

国道の整備は交通渋滞の解消だけではなく、地域経済の活性化や、医療・福祉サービスの向上などに果たす役割は大きいものがあります。

私は地元県会議員として整備促進のために、活動をしていきます。合わせて整備に当たっての地域の要望が叶えられるよう努力します。