県議会で一般質問(3)

長野県議会6月定例会本会議で、知事等に対して一般質問を行いました。質問と答弁の内容を、5回に分けて報告します。

Ⅰ 公文書管理条例について(その3)

2 公文書管理の適正化について(2)

Q3 条例制定後、公文書管理の具体的な基準についての検討の進め方とスケジュールをどう考えているのか?

A(総務部長)来年度には、審議会から意見を聞いて規則等を定める。令和2年度から3年度にかけて、文書管理の基準に対応するシステムの構築を行う。新たな文書管理システムの稼動が可能となる令和4年度当初を目処に、新たな公文書管理を実施する。

【再質問】

・ 平成29年に内閣府が公表した「行政文書の管理に関するガイドラインに関する解説集」によれば、「政策立案や事務及び事業の実施の方針等に影響を及ぼす打合せ等の記録については、文書を作成するもの」とされている。

・ 意思決定に繋がるような理事者との重要な打合せメモはこれに該当するため、県も国と同様に文書として残すべきと考える。

・ こうした重要なメモの扱いについては、今後行う文書管理に関する具体的な基準の検討作業の中で、しっかり検討するよう要望する。