県営の水力発電所が竣工

5月30日(火)に伊那市高遠町で「高遠さくら発電所」の竣工式があり、地元県会議員として出席しました(写真は県会議長の代理であいさつ)。

この発電所は長野県企業局が設置したもので、県営高遠ダムから河川維持のために放流している毎秒0.96トンの放流水を活用し、ダム湖から取水してダムの下部に設置した発電機で発電するものです(写真は通電式)。

総事業費は5億円で、最大出力は180kW、年間発電量は標準家庭350世帯が使用する電力に相当します。

発電した電気は、複数の電力事業者を経由して、東京都世田谷区立の41の保育園に供給されます。

信州で作った自然エネルギーを大都市で使うという仕組みで、この事業を機に様々な分野で地方と都市の交流が進むことを期待します。