新型コロナと献血

4月6日(月)に、伊那市保健センターで献血をしました(写真は多数回献血記念としていただいた多田美波氏作の冷酒グラス)。

この日は、県内で血液が不足しているために、献血車により臨時で行ったものです。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、企業やイベント会場などでの献血中止が相次いでおり、献血をする人が減少し続けています。。

感染拡大防止のために、政府が「大規模イベント延期の検討や発熱時などに学校や仕事を休むよう」呼びかけた2月中旬から、献血者の減少が続いています。

さらに、政府が「症状が軽い人は自宅療養」、「テレワークの推進」など外出自粛を求めた2月下旬から、献血の減少傾向が加速しています。

献血バスでも献血する人が減少しています。県内では、県内の感染者が確認されてからは、減少が顕著になっているようです。このままの状態が続けば、全国的にも輸血用の血液の供給に影響が出てしまいます。

コロナが蔓延しようとも、輸血を必要とする人にとっては献血の減少は命にかかわる問題です。

献血ができるのは、400㏄の場合男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳で、年間で男性は3回まで、女性は2回まで行えます(献血後3月経過していることが条件)。

私は、平成28年6月議会定例会で、献血推進について一般質問を行いました。全国的に若年層の献血者が少なく、県内では県立高校の献血実施校の割合が全国最低レベルであることから、献血推進の施策を強化するよう提案しました。

献血は事前予約ができるため、献血者が献血会場に集中することによる感染リスクを避けることができます。

安心して献血を行うことができますので、是非多くの皆さんの協力をお願いします。