平成28年2月県議会で一般質問(2)

28,2質問議長席2月県議会で一般質問をしました。今回から数回に分けて、質問と答弁の内容をお知らせします。

今回は、「女性の尊重」についての質問です。

●女性尊重の地域づくりについて

Q1:県内の若年女性の県外流出が加速化しているが、地方創生のためには女性が定住することが重要であり、女性が尊重される社会を実現すべきと考える。女性の尊重に関して、どのような認識を持っているか。

<知事>

若年女性の転出超過が拡大しており、極めて大きな問題と受け止めている。女性の活躍を応援していくことが地方創生を進める上で大変重要。女性の活躍できる社会に向けてしっかり取り組み、地域社会においても男女共同参画をさらに進めていく。これまで以上に女性が活躍できる長野県づくりに向けてしっかり取り組んでいきたい。

Q2:女性が活躍する社会を実現するためにも、女性に関する固定的な意識や習慣を変えなければならないが、固定的な意識や習慣についてどう捉えているのか。

<中島副知事>

未だに性別に基づく固定的な役割分担意識や慣行が根強く残っている状況があり、男女の平等感を実感できるまでには至っていない。

Q3:女性に関する固定的な意識や習慣を変えていくために、具体的に何をなすべきと考えるか。

<中島副知事>

女性の意識改革、そして男性や地域を変えていくことが重要。女性を変えるためには、積極的に地域社会の活動に参加できるような仕組みが必要。

Q4:固定的な意識や習慣を変えていく方法として、私は公民館活動の活用について提案するがどう考えるか。

<中島副知事>

地域づくり活動と公民館活動を連携させていくことが重要であるため、教育委員会と協力しながら男女共同参画を積極的に推進していく。

<伊藤教育長>

公民館の学習と実践が重要。知事部局と連携し、地域の公民館における学習活動を支えていく。