国道361号斜面崩落箇所の工事進む

1月8日に伊那市高遠町西高遠地籍で国道361号の斜面が崩落する事故が発生しましたが、現在伊那建設事務所により急ピッチで復旧工事が進められています。

私は、2月18日(土)に工事の様子を調査しました。

現場では、崩落個所のモルタル吹付工事が終了し、現在は落石により壊れた防護ネットの復旧工事が進められています(写真)。

現在現場は全面通行止めになっていますが、2月21日(火)午前10時から片側交互通行になる見通しとなっています。

また、現場から高遠町商店街寄りの斜面保護工事(今回とは別工事)を今後行い、これが順調に進めば3月31にも全面通行が可能となる見込みです。

現場から伊那市街地寄りの美篶芦沢地区の国道沿いで和菓子店を経営している方は「通行止めにより商品の売り上げは激減した。今後現場の恒久的な工事を行う場合は、高遠町への車両の通行は確保して欲しい。」と話していました。

今回の事故により、この道が生活道路として、また観光道路として大きな役割を果たしていることがよく分かりました。

今後は、この地域一帯の恒久的な安全対策の確保のために、しっかり活動していきます。