5月30日(金)に、県監査委員として長野食肉衛生検査所(長野市)と長野県北部高校(上水内郡飯綱町)を監査しました。
今回は増田代表監査委員と共に、監査を行いました。
食肉衛生検査所では、消費者に安全で安心な肉を供給するため、食肉センターに搬入された牛や豚などの検査を行っています。1頭毎にまず生体検査を行い、解体後にはがんなどの病気の有無、残留農薬・医薬品の有無などの検査を行います。異常のあるものについては、1頭全部または一部を廃棄します。
検査所では食肉センターから持ち込まれた検体について、病理・細菌・理化学検査を行います(写真は病理検査室)。
この検査所では、正規の獣医師8名、パートタイムの職員7名(獣医師6名、事務職員1名)の15名が勤務しています。食肉センターは中野市にあるため、職員は毎日センターと検査所を往復しています。
年間4万6千頭の検査を行っていますが、獣医師が2名欠員状態のため、職員は慢性的な超過勤務を強いられています。獣医師の募集を行っていますが、応募が無い状況であり、職員の健康管理に課題があります。