月別アーカイブ: 2018年10月

県道竜東線の整備を要望

10月18日(木)に、「主要地方道竜東線整備促進期成同盟会」(会長箕輪町長)による県への要望活動が実施され、同会顧問として同席しました。

この同盟会は、主要地方道(県道)である「伊那辰野停車場線」と「伊那生田飯田線」の改良整備を促進するため、沿線市町村で構成されています。

当日は、同会の全市町村長が出席し、会長から県建設部長に要望書が提出されました。

この2路線は、上伊那の竜東地域では唯一主要地方道に指定されている主要幹線道路ですが、交通量が多いにも拘わらず、狭隘個所や歩道が無い個所が多いため、早期に整備しなければなりません。

私は意見交換の中で、「竜東地域は竜西地域に比べて道路整備が遅れており、計画的に整備する必要がある。特に伊那生田飯田線の伊那市東春近地籍(車屋区)は、高校生の通学路であるが道路幅が狭く歩道もないため危険であり、重点的な整備が必要」と述べました。

東春近地籍の箇所は、大きな企業の従業員が通勤に利用するため、朝夕は大変車両の通行量が多いにも拘わらず、道路幅が狭くてセンターラインもないため、大型車両とのすれ違い時は特に危険です。

こうした箇所が竜東線には多くあるため、引き続き期成同盟会がしっかり活動を行うことが重要です。


9月議会会期中の活動

定例議会の会期中は、様々な活動を行っています。その一部を報告します。

① 議会運営委員会の委員として、会議の進め方や議会改革に関する検討などを行います。本会議の開催日の前には、必ず当日提案される議案の扱いや会議進め方などについて検討します(写真)。

② 議会広報委員会の委員として、議会広報(新聞折込)の内容検討や様々な広報活動の内容などについて検討します(写真)。

③ 会派の政務調査会の一員として、議員提出議案の検討を行います。また、県政に関する調査活動を行い、10月16日には4月に開学した県立大学の調査を行いました(写真)。

④ 各種議員連盟の一員として、連盟の活動の検討や勉強会を行います。また現地調査を実施します。

⑤ 道路・河川・砂防、土地改良、森林整備などに関する各種勉強会の一員として参加しています。


県農協懇話会が知事へ要望

10月17日(水)に、県農協懇話会(農協を支援する超党派の県会議員11人の組織)が来年度の農業関連施策や予算に関する知事への要望を行い、会の一員として参加しました。

現在農業や農協を取り巻く環境は大変厳しいものがありますので、国政の動向とともに県政の取組や予算は重要です。

特に主要農産物種子法(種子法)が廃止され、種子に関する国の関与がなくなりました。

このため、種子の保存や開発を県が責任を持って行うことが求められています。

そこで、懇話会としては県に対して種子に関する条例を制定するよう求めました。

また、リンゴ黒星病が発生し大きな被害が発生していますので、菌に強い新たなリンゴの苗の開発と供給が必要であり、県の試験場などの対応を要望しました。

更に、農協は地域の生活を守る組織として重要な機能を果たしていますが、特に医療や介護の分野での活動が重要になっていますので、農協の活動に対する県の連携と支援を求めました。

農業関連の予算の確保も困難な状況ですが、国とは別に県独自の予算の確保が必要であり、今後も懇話会として予算確保に向けて行動します。

私も懇話会の一員として、農業の振興と農協活動の充実のためにしっかり活動していきます。