月別アーカイブ: 2018年5月

伊那市体育協会の総会

4月23日(水)に、伊那市役所で体育協会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

体育協会は、体育を振興し、市民の体力の向上とスポーツ精神を養うことを目的として設立され、現在は34の競技団体で構成されています。

「やまびこ国体」が長野県で開催されてから40年余りが経ちましたが、9年後には長野県で国体が開催されることが決まりました。

伊那市では、前回と同様にソフトボールの会場となる可能性が高いと思います。

私は、「やまびこ国体」開催時には教育委員会に勤務しており、国体の事務局員も兼ねていました。

開会式の選手入場の際には、先導を務めましたが大変緊張しました。

競技期間中は全国から大勢の選手・応援団や関係者が伊那市に滞在し、大変盛り上がりがあったことを覚えています。

伊那市では、「市民皆スポーツ」を合言葉に、普段からスポーツに親しむまちづくりを行っていますが、9年後の国体開催を視野に入れながら、スポーツの振興を図って欲しいと思います。

これからは、スポーツを楽しむには最適の季節になります。

大いにスポーツを楽しみ、健康づくりと仲間づくりや生きがいづくりをしていただきたいと思います。


上伊那地域行政連絡会を開催

5月14日(月)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の情報共有の場として、上伊那地域行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明があり、その後意見交換を行いました。

本年度は新たな県総合5か年計画のスタートの年度であり、その概要について説明がありました。

私は昨年の2月議会定例会の一般質問で、新たな5か年計画の基本的な方向性や上伊那の地域計画などについて、知事に質問しました。

新総合計画の上伊那地域計画の重点政策は、

①伊那谷らしく豊かで活力に満ちた暮らしづくり

②伊那谷の未来を担う人づくり

③二つのアルプスを活かした交流圏づくり

④リニア開業を見据えた伊那谷(イナバレー)づくりです。

このうち④については、9年後に開通するリニア中央新幹線の開通効果を活かした地域づくりについて、記述されています。

リニア効果を活かすためには、観光や産業の受け皿を整備しなければなりません。

また、国道153号バイパスの整備やJR飯田線へのリニアからの乗換駅の設置、JR飯田線とJR中央線の接続の改善、リニア長野県駅から上伊那地域へアクセス手段の設定などを、行わなければなりません。

これらは、県・市町村・経済界などが連携を密にして取り組む必要がありますが、実施主体を明確にし、それぞれの分担において責任を持って進めなければなりません。

私は上伊那の地元県会議員として、リニア開業に向けた様々な取組が進むよう努力していきます。


「手をつなぐ育成会」総会に出席

5月12(土)に、伊那市福祉まちづくりセンターで「伊那市手をつなぐ育成会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会は、知的障がいのある子どもの幸せと地域福祉の充実を願って設立されましたが、会員数は55名で、今回で55回目の総会を迎えました。

会の目的は、知的障がいのある人たちの人権を尊重して、地域の中で安心して暮らせる社会を作ることです。

そのために、障がい者に対する差別をなくして、障がい者が地域で必要な支援を利用して、自分らしく生きていける仕組みを作る活動を進めています。

また、グループホームと重度知的障がい者のための特別養護老人ホームの設置を大きな目標として掲げています。

設置には多大な財源が必要ですので、国・県や市の支援を受けなければなりません。

運営費用を捻出するために、独自事業を実施していますが、財源の確保に大変苦労しておりますが、市からの補助金は年6万円余りと少ないため、助成の充実が求められています。

総会終了後に、会員の皆さんと意見交換を行いました。

その中で保護者から出された意見の主なものは、次のとおりです。

・ 保護者の高齢化が進み、病弱でもあり、将来が心配。

・ グループホームの絶対数が少ないため、希望しても中々入所できない。

・ 子ども本人が高齢になり、介護施設に入所するとした場合に、一般の高齢者施設ではうまく対応ができない。上伊那には高齢者を対象とした知的介護施設は1カ所しかなく、将来が心配。

私は、県会議員として会の皆さんなどから意見をお聞きする中で、支援制度の充実や施設整備などに努力したいと思います。