月別アーカイブ: 2016年7月

三峰川水系水利権を県へ要望

28,7,22企業局要望:三峰川水利権7月22日(金)に、県庁で伊那市と関係区合同による要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この日は、市から副市長他関係職員が、関係区からは3名の役員が出席し、県公営企業管理者(企業局長)に要望しました。

要望内容は、三峰川の左右両岸について、非かんがい期にそれぞれ毎秒0.5tの土地改良維持用水(実際には雑用水)の水利権が、平成22年に許可(国から県へ)されたが、平成30年に水利権の更新を迎えるので、県として確実に権利を取得するよう求めるものです。

かんがい期には水路に毎日農業用水が流れていて問題はありませんが、非かんがい期(冬季)に水が流れていないと、防火用水の確保や水質の保全ができないため、非かんがい期に水が流れていることが不可欠です。

平成22年に水利権を獲得するために、関係の皆さんが大変苦労されました。

私は要望の席上、市がリーダーシップを発揮して水利権が継続されるようチェックし、県は水利権者として責任を持って対応するよう意見を述べました。

将来にわたってこの水利権が確保されるよう、私も県会議員として活動していきます。


南部国道連絡会総会に出席

7月20日(水)に、飯田市で長野県南部国道連絡会の総会が開催され、顧問として出席しました。

この会は、長野県南部の国道の整備を促進するため設置されたもので、毎年関係機関への要望活動や情報交換などを行っています。

伊那市の関係では、国道152号、153号、361号の路線があり、順次整備が進められていますが、特にリニア関連道路である国道153号「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北の原~伊那市美篶青島。国の権限代行による施工を予定)は、リニア中央新幹線が開通する11年後までには整備を終えなければならず、早期にルートを決定し事業化を図らなければなりません。

28,7,20南部国道総会;伊那バイパス橋脚
    伊那市野底地区の高架橋の橋脚建設工事

また、この道路に通じる国道153号「伊那バイパス」(伊那市福島~伊那市美篶青島。県施工)は現在整備を進めていますが、進捗状況が遅いためスピードアップを図る必要があります.

「伊駒アルプスロード」と「伊那バイパス」が完成して初めて市内の全線の整備が終了し、事業の実施効果が発揮されることになります。

私は、県議会危機管理・建設委員会の副委員長として、事業促進に向けて活動していきます。


「信州やまほいく」を語る会が開催

28,7,19やま保育高遠第2.3保育園:中島副知事7月19日(火)に、伊那市高遠町藤沢地区で「信州やまほいく(信州型自然保育)」を語る会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会は、「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が開催したもので、保育園の山での保育の見学、中島副知事の講演、参加者による意見交換が行われました。

現在県では、森林や自然を生かした長野県ならではの自然保育(信州やまほいく)を進めていますが、高遠第2・第3保育園は昨年県から「やまほいく」の認定を受けました。

高遠町藤沢地区は過疎地域で人口減少が進んでおり、保育園児数が減少してきたことから、園の存続が危ぶまれていました。

そこで、地域住民が立ち上がり、何とか園を存続させるために、自然保育を生かした魅力ある園にしようと、地域をあげて園の活動に協力しています。

認定園になってからは、都会地からの移住先の候補として、この地域を選択しようとする人が出始めています。

この園の活動が評価され、園児数が増えていくことを期待します。

ここで育った子供たちは、きっと将来この地域を担うすばらしい人材になるだろうと思います。

こうしたことが、地方創生の真の姿だと思います。