月別アーカイブ: 2016年3月

県議会・健康福祉委員会で質問(1)

委員会28,3,7県民文化23月4日から10日まで2月県議会定例会の常任委員会が開催され、私は3月10日(木)の健康福祉委員会で質問しました。質問や意見の概要をお知らせします。

 

1 看護職員新規養成確保対策について

Q 現在関東甲信越ブロックでは、看護師国家試験と准看護師試験が同一日に行われている。

仮に、別の日に設定されていれば、看護師試験の不合格者が准看護師の試験を受けることが可能となり、これに合格すればこの資格を有して医療や介護の現場に就職することが可能となる。

このことは、受験者にとっても受け入れ側の医療や介護施設にとっても有益であり、有資格者が不足している現場では、サービスの向上につながる。

現在看護師や准看護師は、非常に不足していることから、是非別の日に実施できるよう、県としても努力してすべきである。

 課題があることは承知しているが、この問題は関東甲信越ブロック全体に関わることであり、県独自では対応できない。

引き続き、関東甲信越ブロックで検討していく。

2 地域包括ケア構築推進事業について

Q 「24時間対応介護サービス推進モデル事業」を予算計上しているが、実際にはサービス提供事業者があるのか?

 一定の利用者数が必要で、長野や松本などの都市部以外では難しいかも知れない

Q 県下どこに住んでいても、こうしたサービスは受けられようにすべきと考えるが。

 サービスを受けられない都市部以外の地域では、他のサービスでカバーしたい。

 

3 地域包括ケア構築推進事業について

Q 県は地方創生の総合戦略で、「日本版CCRC」を重要施策として位置づけている。

※ 「日本版CCRC」 高齢者などの希望者が県に移り住み、活動的な生活を送り、必要な介護・医療を受けることができる地域づくりのこと。

地域包括ケア体制が全県化においてスムーズに移行するのか明確でない中で、県がこうした施策を掲げるのには疑問があり、まずは県民が安心して医療・福祉を受けられるシステムを構築すべきである。

 「日本版CCRC」には課題もある。庁内であり方の検討を進めたい。


国道153号「伊駒アルプスロード」期成同盟会を設立

28.3,17伊駒アルプスロード期成同盟会3月17日(木)に、伊那市役所で国道153号「伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会」の設立総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この道路は、駒ケ根市北の原から伊那市青島を結ぶ延長11キロメートルの路線で、バイパスによる整備を計画しています。

この度予定ルート帯が決定し、今後は環境アセスメントを経て事業着手となります。

事業実施には、膨大な事業費と高い技術力が必要であることから、県に代わって国が事業主体となることが求められます。

この道路は県の「リニア関連道路」として位置づけられており、産業・観光の振興や医療・福祉の向上、更には中央道の事故等による通行止時の代替路線としての役割を果たすことが期待されています。

このため、リニア中央新幹線開通の11年後までには、全線の整備が必要不可欠です。

今後は、同盟会に参加している行政や関係団体が一致団結して、早期に整備が進められるよう、積極的な活動を展開しなければなりません。

私も、早期整備完了の目標を実現するため、県議会議員としてしっかりと活動していきます。


県議会「危機管理・建設委員会」副委員長に就任

28,2質問全景3月16日(水)に、2月県議会定例会が終了しました。

知事から提出された28年度当初予算などの全議案が、原案通り可決されました。

また、申し合わせで1年任期(法律上は4年)となっている議会常任委員会の構成メンバーが3月16日から変更になりました。

私はこれまでの「県民文化・健康福祉委員会」から「危機管理・建設委員会」に所属替えになりました。

また、副委員長に就任しました。この委員会は、危機管理部と建設部の業務が担当です。

いよいよ春本番を迎えましたが、私の花粉症の症状も最悪の状態になっています。

症状が出たのは3年ほど前からですが、目の充血、くしゃみ、鼻水、咳に悩まされています。

特に議員宿舎(昭和40年代に建設)の自室に入ると、症状が酷くなります。

先輩議員の話によると、部屋の暖房用にエアコンを使用すると、ハウスダストが部屋中に蔓延し、症状が悪化するとのことです。

このため、エアコンは使用せず、コタツで暖を取っているようです。

私はこのアドバイスを採用して、今後の宿舎での生活に工夫?をしたいと考えています。

わくわくする春が来たのに、早く夏が来てほしいと、変なことを考える今日この頃です。