月別アーカイブ: 2016年3月

県議会政務調査活動に参加

兵庫県立武道館28,33月23日(水)から25日(金)まで、自民党県議団の県外政務調査活動に参加しました。

今回は、岡山県・兵庫県の議会や施設などの調査を行いました。

調査の概要をお知らせします。

1 岡山理科大学

・ この4月には理科大学としては珍しく、教育学部を新設します。

理科を苦手とする教員が多い中で、この大学では理科に強い教員を育成することを目標にしています。

長野県では県立の4年制大学の開設の準備を進めていますが、岡山理科大学教育学部の掲げる素晴らしい教育理念と教育内容は、県でも参考にすべきです。

2 岡山県・県議会

(1)子どもを虐待から守る条例

・ 議員提案で条例が制定されましたが、児童虐待が社会問題化されている中、この取り組みは注目すべきです。

(2)アスリートUターン促進事業

・ 県外に住む郷土出身のアスリートを、大学卒業時に県内企業に就職してもらおうとする取り組みですが、年々就職者数が増加しており、長野県としても取り組み手法は参考になります。

3 岡山県立図書館

・ 貸出冊数日本一を誇る図書館です。

・ 豊富な蔵書数と、書籍の借入手続きに時間をかけないスピーディーな管理システムが特長です。

・ 企画展にも工夫があり、借入者視点の図書館経営は、長野県でも参考になります。

4 兵庫県立武道館(写真:館長との意見交換)

・ 高い稼働率を誇る施設です。

・ 指定管理者を公募で決定していますが、管理事業者(現在は県体育協会)が創意工夫して運営コストに配慮しながら、高いサービスを提供しています。

・ 長野県では県立武道館の建設を検討していますが、施設の基本理念や管理運営方法など、県としても参考になります。


県議会・県民文化委員会で質問

28,3,7県民文化委員会3

3月4日(金)から10日(木)まで2月県議定例会の常任委員会が開会されましたが、私は3月7日(月)の県民文化委員会で質問しました。質問や意見の概要をお知らせします。

1 子どもを性被害から守るための条例骨子(案)について

Q 長野県は、全国で唯一青少年健全育成条例がない県であったが、社会経済情勢の大きな変化の中で、性被害の発生をはじめ様々な課題が生じており、これまでのような進め方では、青少年を守ることができなくなっている現実にどう対応するのか、ここから議論を進めるべきであった。

そして、県や市町村や団体や関係者が密接に連携する中で、健全育成のための県民運動や教育の推進など、様々な対応を積極的に進めるため、まずは他県にあるような、網羅的な条例を制定すべきと考えるがどうか?

 他県のような網羅的な条例ではなく、子どもを性被害から守るために焦点をあてた条例を制定したい。

・私には理解できない答弁でした。

 

2 長野県男女共同参画計画について

Q 今回策定した県の男女共同参画計画の中に、社会制度・慣行の見直しや意識改革についての施策が記述されているが、市町村の取り組みに温度差がある中で、施策の内容が不十分である。

意識改革に関連して、子育てや介護における女性の負担の軽減について、施策が記述されていないが、どう対応するのか?

 計画に掲げた施策をしっかりやっていきたい。

・私としては、不十分な答弁と考えます。


県議会・健康福祉委員会で質問(2)

28,3,7県民文化委員会1

3月4日から10日まで2月県議会定例会の常任委員会が開催され、私は3月10日(木)の健康福祉委員会で質問しました。質問や意見の概要をお知らせします。

4 地域医療介護総合確保基金事業(「在宅医療支援事業」)について

 県では看取りを行う医療機関に対する運営支援を行うが、どのような支援か?

 財政的な支援を行う。

 看取りを引き受けることに抵抗がある機関があると聞いているが、今後引き受ける機関が増えていくのか?

 今後、保健所が関わる中で、各広域圏で検討を進めたい。

5 障がい者就労支援事業について

 障がい者就労支援事業所の仕事の確保のために、具体的に県として何をするのか?

A 県の委託機関が仲介を行う。

Q 今年全国植樹祭をはじめ、県関係で大きなイベントがあるが、就労支援施設で制作した物品を、イベントに活用できないか?

 できるだけ活用するよう、予算的にも対応している。

6 シニア大学について

 2年の修業年数で、定員は100名あまり、年15程度の授業、1日4時間の授業で 授業料は年8500円、1日換算で570円、これは、安すぎる。 大いに参加してもらうためにも、もっと高い授業料でいいのではないかと考える。

 24年度に引き上げたが、現在検討している。