月別アーカイブ: 2015年12月

県議会で一般質問(2)

11月議会一般質問:アップ

 

12月3日(木)に、11月議会定例会の一般質問を行いました。

質問の主な内容を、4回に分けてお知らせします。今回は2回目です。

 教育内容の充実について

(3)「スーパーグローバル・ハイスクール」の指定について

Q 現在2校が文科省から指定されているが、将来国際的に活躍できるグローバルリーダーを、広く県内に育成するため、更なる追加指定を申請すべきと考えるが、県としての具体的な方針はどうか、教育長にお聞きする。

A 来年度の新規指定予定は25校であり、狭き門になることが予想されるが、申請を希望する意欲ある高校には実現できるよう支援していく。

(4)「中高一貫校」の設置について

Q 現在県立としては2校の併設型の「中高一貫校」があるが、県内でも高く評価されていることから、各広域圏に県立高校1校程度を置くべきと考えるが、今後どう設置していく方針か、教育長にお聞きする。

A 今年度屋代高校付属中学校から初めて屋代高校へ入学し、諏訪清陵高校付属中学校は開校2年目という段階であるため、成果を一期生の高校卒業段階で検証し、今後の設置について検討していく。

● 教育環境の整備について

(1)老朽校舎の改築について

Q 教育環境の整備の観点から、また地域の教育の機会均等の観点からも、建築後相当の年数を経過した老朽建物については、今後早急に改築計画を立て、計画的に改築を進めるべきと考えるが、老朽建物の改築を、今後どのように進めようとしているのか、教育長にお聞きする。

A 老朽化の状況などから全面改築を要する校舎については、現在検討が始まっている平成30年以降の第2期高校再編の動きを見据えながら対応していく。


県議会で一般質問(1)

本人11月一般質問:議長、 (1)

12月3日(木)に、11月議会定例会の一般質問を行いました。

質問の主な内容を、お知らせします。

○ 教育内容の充実について

(1)教育内容の充実について

Q1 本県の学力の状況について、大学入試センター試験の結果など、具体的な数値を用いて、菅沼教育次長に説明願いたい。

A 大手予備校の調査によると、5教科を平成16年度と27年度で比較すると、文系で全国23番目から15番目、理系で38番目から26番目に上がり、全体として改善している。

(2)地域の中核的な普通科高校の配置について

Q1 地方創生のために、県外の人材の転入を進める必要があり、また、医師や研究者・大学教官等をはじめ、高度な能力を有する人材の県内での定着を確保する上でも、進路指導に重点を置く高校の存在は不可欠である。大学等への進路指導に重点を置く地域の中核的な普通科高校を、県内の各広域圏に1校程度配置する必要があると考えるがどうか、教育長にお聞きする。

A 現時点では、実質的な生活圏・通学圏である12の旧通学区ごとに大学進学の中核をなす比較的規模の大きな高校が存在している。都市部で大学進学の中核をなす普通科高校は、一定の学校規模を維持し、地域バランスを考慮しながら高校生の高度な進学希望にも応えられる魅力ある高校づくりに取り組む。


県政懇談会を開催(3)

27,11各種団体懇談会:バス協会

11月19日(木)から25日(水)かけて、自民党県議団主催による各種団体(26団体)との県政懇談会が県庁で開催され、出席しました。

懇談内容の一部について報告します。

24日には、長野県バス協会との懇談がありました。(写真)

バス協会から出された主な課題は、次のものがあります。

● 乗り合いバスの車両数は増えているが、運転手の確保に苦慮している。運転手は、高齢化が進んでおり60歳以上が3分の1の割合で、今後更に高齢化が進めば、バスの運行に支障が生じる。

● 乗り合いバスの運行を優先にするため、貸し切りバスの運転手を減らして乗り合いバスに人を回している。これでは観光バス収入を減らすことになり、会社運営がますます厳しくなる。

現在地方都市では、バス路線維持が困難な状況にあり、バス路線の在り方や交通弱者対策が急務となっています。

バス会社の経営が行き詰まれば、地方にとっては大変な事態に陥ります。

国でも地方の置かれた状況をよく見たうえで、抜本的な対策を取って欲しいと考えます。