11月定例県議会で一般質問(6)

最終回は、国民健康保険についてです。

2 国民健康保険の広域化と保健事業の推進について(その2)

Q 県においても国保の保健事業を実施すること、合わせて県においても「データヘルス計画」を策定し、これを着実に実施することにより、国保対象者のみならず全ての県民の健康増進を図り、「長寿県」から「健康長寿県」を目指すべきと考えるが、知事の考えをお聞きする。

A(知事)

酒井議員と全く同様の思いであり、国保の広域化は県民の健康増進を図ることができるチャンスと考える。広域化後も市町村が保健事業を行い、県が必要な助言支援を行う形であるが、県がもっと踏み込んで対応していくべき。市町村ごとに健康課題の明確化や目標値の設定を行い、「データヘルス計画」をしっかり進めることが重要。県全体としても目標を共有し、方針を定めて市町村と一緒に健康づくりに取り組んでいく。これまでも「エースプロジェクト」で県民全体の健康づくりに取り組んできたが、今回の制度改正をさらにレベルアップする機会として活用する。県として、しっかり方針を定めて「長寿県」としての役割を果たすと同時に、国保の財政運営がより安定したものとなるように取り組む。