身障者福祉協会が総会

4月28日(土)に、NPO法人「伊那市身体障害者福祉協会」の総会が市福祉まちづくりセンターで開催され、地元県会議員として出席しました(写真)。

協会には現在800人の会員が所属していますが、会員の高齢化と役員の引き受け手がないことが課題となっています。

市町村の協会によっては、役員を引き受ける人がいないために、解散に追い込まれたところもあるようです。

協会の主要な事業の一つに、「福祉有償運送」があります。障がいのある方の希望に応じて、有償で送り迎えを行っています。

事業開始から今年度で10年目となりますが、運転手の高齢化が課題となっています。現在6名の運転手で業務を行っていますが、最年少が69歳で80歳代が2人と高齢であり、安全確保の面からも運転手の若返りが必要です。

このため協会では新たな運転手を探しましたが、結果的には1人も確保することができず、この運送事業は来年3月一杯をもって廃止することになりました。

大変残念ではありますが、今後はこの事業を市や社会福祉協議会の手により実施することが求められます。

協会では運送事業を廃止することに合わせ、法人を解散して任意団体に移行することを決めました。

協会では、会員の交流・親睦や健康増進、各種障害者関係の集い・イベントなど盛りだくさんの事業を行っていますので、任意団体となっても事業は継続していただきたいと思います。

私は、障がいのある方がその人らしく幸せに生活できる環境整備のために、努力したいと思います。