議員研修調査を実施(1)

6月11日(月)から13日(水)にかけて自民党県議団の県外研修調査を実施し、参加しました。

今回は大分県内の調査で、立命館アジア太平洋大学、別府市竹細工伝統産業会館、別府市観光協会、大分県立美術館、大分ソーラーパワーを調査しました。

調査の主な内容を2回に分けて報告します。

1 立命館アジア太平洋大学(別府市)(写真は高台にあるキャンパスの様子。眼下には別府市内と別府湾)

・ この大学は、「21世紀はアジアの時代」との認識の下、世界でも類を見ない多文化キャンパスを実現し、アジア太平洋地域の未来を担う有能な人材の育成を目標に、2001年に開校しました。

・ 開校に当たっては、大分県(当時は平松知事)が国際大学の構想を立命館大学に打診し、立命館大学は大学100周年を記念して「日本のどこにもない」国際的な大学を設立することで、両者の考えが一致して実現したものです。

・ 約6千名の学生のうち50%が留学生です。留学生の主な出身地は、韓国・ベトナム・中国・インドネシア・タイなどで、外国籍の教員比率は50%です。

・ 世界ランキング(英国教育専門誌による)の日本部門(私学)で全国第5位にランキングされ、国際化が最も進んだ大学の一つと評価されています。

・ 毎年優秀な卒業生を各界に輩出しており、留学生のうち約200人は日本の大手企業に就職しています。

・ 現在の学長は、公募で選ばれた出口治明氏(ライフネット生命保険の創業者)で、グローバル化や少子高齢化が進み、経済の停滞と将来への不安が高まっている日本を活性化するには、アジアの優秀な人材を日本に定着させることが不可欠と主張しています。

・ 是非多くの高校生に入学して欲しい大学です。