県議会・決算特別委員会で質疑(3)

10月18日(水)19日(木)の両日、県議会・決算特別委員会が開催され、委員として出席しました。

今回は、平成28年度の警察本部・保健福祉部・危機管理部等の決算審査です。

私が行った質疑や提案の主な内容を、3回に分けて報告します。

最終回は、保健福祉部です。

【保健福祉部】(その3)

4 地域包括ケア構築推進(24時間対応介護サービス推進事業)(介護支援課)

Q 在宅介護サービスの充実は介護離職を防ぐためにも重要であり、この事業も積極的に進めるべきと考えるが、地方都市でこの事業を実施する事業者が確保できるのか?

A 現在県内では8市と1町にある9の事業者が実施している。本年度から上田市でモデル事業を実施しており、事業のあり方や課題などを検討する。その結果を受けて今後のケアのあり方を検討する。

5 薬剤師の確保対策(薬事管理課)

Q 病院の病棟における薬剤業務開始により薬剤師が不足しており、一方薬局の薬剤師の高齢化が進んでいるが、将来薬剤師が不足することへの対応は?

A 薬剤師の育成のため、本年度に初めて高校生向けのセミナーを開催した。また、潜在薬剤師(特に女性)の復職支援も促進している。

再Q 地域の薬局については、地域包括ケアの推進のための「かかりつけ薬局」の重要性が増していくので、今後も薬剤師の人材育成と人材の確保策を進めるよう提案する。