伊那養護学校の卒業式

3月19日(月)に伊那養護学校(伊那市西箕輪)高等部の卒業式が行われ、地元県会議員として出席しました。

生徒の皆さんは緊張した表情で式場へ入場し、在校生と対面して着席しました。国歌と校歌を斉唱した後、卒業生一人ひとりに校長先生から卒業証書が手渡されました。

今年度の卒業生は38名で、うち14名は企業へ就職します。学校では就職に向けた学習活動に力を入れていますが、上伊那の企業は職場見学の実施などに非常に熱心に取り組んでいるとのことです。

校長先生の式辞の中で、「ピョンチャンのオリンピックとパラリンピックには感動した。表彰台に上がった選手は、大変な努力が実を結んだ。卒業生の皆さんは、今日立派に卒業式を迎えた。全員が金メダリストだ。」と、感動的な言葉を贈りました。

私は2月の県議会の文教・企業委員会の中で、次のような質疑を行いました。

 来年度予算案に、特別支援学校の多目的トイレの設置費用を計上している。多目的トイレの設置は早急に進めるべきだが、実態と整備の考え方は?

 設置率は7割を超えているが、一部の学校は5割程度であり、7割未満の学校を中心に整備を進める。平成32年度までに県全体の整備計画を立てる。来年度は伊那養護学校など2校を整備する。

私は、特に支援が必要な児童生徒が学ぶ養護学校は、優先的に施設の改修を行わなければならないと考えていますので、引き続き議会で提案や要望を行っていきます。