上伊那地域行政連絡会を開催

5月14日(月)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の情報共有の場として、上伊那地域行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明があり、その後意見交換を行いました。

本年度は新たな県総合5か年計画のスタートの年度であり、その概要について説明がありました。

私は昨年の2月議会定例会の一般質問で、新たな5か年計画の基本的な方向性や上伊那の地域計画などについて、知事に質問しました。

新総合計画の上伊那地域計画の重点政策は、

①伊那谷らしく豊かで活力に満ちた暮らしづくり

②伊那谷の未来を担う人づくり

③二つのアルプスを活かした交流圏づくり

④リニア開業を見据えた伊那谷(イナバレー)づくりです。

このうち④については、9年後に開通するリニア中央新幹線の開通効果を活かした地域づくりについて、記述されています。

リニア効果を活かすためには、観光や産業の受け皿を整備しなければなりません。

また、国道153号バイパスの整備やJR飯田線へのリニアからの乗換駅の設置、JR飯田線とJR中央線の接続の改善、リニア長野県駅から上伊那地域へアクセス手段の設定などを、行わなければなりません。

これらは、県・市町村・経済界などが連携を密にして取り組む必要がありますが、実施主体を明確にし、それぞれの分担において責任を持って進めなければなりません。

私は上伊那の地元県会議員として、リニア開業に向けた様々な取組が進むよう努力していきます。